防災教育学会第6回(2025年度)大会開催についてのご案内(最終報)
防災教育学会の第6回大会を以下の要領にて、桃山学院大学で開催します。初めて兵庫県以外の大阪府での開催となります。万障繰り合わせの上、会員の皆様の多数のご参加をいただきますようお願い申し上げます。
【日時】 2025(令和7)年 6月14日(土) 、15日(日)
【会場(運営本部)】 :桃山学院大学和泉キャンパス 2号館3階2-301教室
〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1 https://www.andrew.ac.jp/info/campusmap.htm
泉北高速鉄道線「和泉中央」駅から徒歩約20分
*大会に関するお問合せは会場大学ではなく、jimukyoku★bosai-education.net (★を@に変更してください)にお願いします。
【大会委員長】 桃山学院大学人間教育学部 中村浩也
【開催テーマ】 防災教育とウェルビーイング
ウェルビーイングについては、例えば次のサイトが参考になります;https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000214299.pdf
【主催】 防災教育学会
【共催】 桃山学院大学
【大会スケジュール】
6月14日(土)
11:00 理事集合,会場準備及び理事会
12:15〜12:45 受付
13:00〜13:20 会長・大会委員長 挨拶
13:20〜15:00 基調講演:リスク事象におけるウェルビーイングを考える
~災害対応・コロナ対応を通じて~
講演者:大阪教育大学 副学長・教授 藤井 睦子先生
15:00~15:10 休憩
15:10〜16:40 シンポジウム:災害時におけるウェルビーイングを目指して
コーディネーター:前林清和(神戸学院大学 教授)
パネリスト:
(心) 木村佐枝子(桃山学院大学人間教育学部教授)
(社会) 伊藤亜都子(神戸学院大学現代社会学部教授)
(身体) 村上高康(常葉大学健康プロデュース学部健康鍼灸学科准教授)
16:45〜17:45 口頭による研究発表① A及びBの2会場で開催
18:00〜20:00 懇親会 桃山学院大学内
6月15日(日)
9:30〜 受付
10:00〜11:00 ワークショップ5件(1h×1回) *以下に詳細があります。
11:10〜12:40 口頭による研究発表② A及びBの2会場で開催
12:40〜14:00 昼休憩及びポスターによる研究発表
14:00〜15:00 口頭による研究発表③ A及びBの2会場で開催
15:00〜15:30 総会
15:30 閉会挨拶
【研究発表の申し込みなど】
研究発表の申し込みは終了しました。38件(口頭28件、ポスター10件)の研究発表を受け付けています。
研究発表の予稿の〆切 2025年4月30日
予稿集提出先メールアドレス
gakujutsu★bosai-education.net(★を@に変更してください)
「予稿集の書式」
【大会参加費】 学術・一般会員 5,000円 学生会員 2,500円 非会員 7,000円 大会参加申し込み時にお支払いください。
【研究発表料】 筆頭著者が学術会員の場合2,000円、学生会員の場合1,000円
*非会員の共著者が含まれる場合、非会員一人当たり、社会人の場合5,000円、学生の場合2,000円を発表料として別途いただきます。大会参加申し込みと同時にお支払いください。
【懇親会参加費】 学術・一般 5,000円、学生3,000円 大会参加申し込み時にお支払いください。申し込み締め切りは5月31日です。期限までに申し込んでください。
【参加申し込み】
以下のPeatixサイトより、申し込んでください。
申し込みはこちら
【第6回大会ワークショップ】 以下の4件のワークショップを開催します。大会参加申し込み時に希望のワークショップをお知らせください。申し込み締め切りは5月31日です。期限までに申し込んでください。
(WS1) 明日災害が発生。今日何をする?
担当:諏訪清二(防災教育学会会長)
概要:明日、巨大災害が発生すると仮定して、今日のうちにやっておきたい行動を個人で考える。その後グループで10の行動に絞り込み、優先順位をつける。防災教育では専門家から学習者への知識と技能の伝達に力を入れる教え込みが多い。「実際の社会や生活で生きて働く知識及び技能(学習指導要領)」となっていないケースが多い。知識・技能と行動の関係を学習者に気づかせるためのワークショップ。
(WS2) 鳥の眼・虫の眼 マイ・タイムラインを作ろう!
担当:浅沼由佳(明石スクールユニフォームカンパニー)
概要:ハザードマップを使い、自宅周辺の災害リスクを確認しながら、自分や家族の避
難行動を時系列で整理する「マイ・タイムライン」を作成します。事前に避難計
画を考え、もしもの時に迷わず行動できる力を身につけます。
(WS3) 南海トラフ巨大地震に備えよう!-自主防災組織での話し合いシミュレーション‐
担当:前林清和(神戸学院大学)
概要:3月に政府から南海トラフ巨大地震の新被害想定が発表され、最悪の場合、死者29万8000人になるとされています。1人でも多くの命を守るために、地域として如何に準備を進めるか。合意形成の技法であるランキングを用いた自主防災組織の話し合いシミュレーションを通じて考えていきます。
(WS4) クロスロード
担当:田中綾子(関西国際大学)
概要:学校や地域で広く活用されている防災教育教材、クロスロード®️。ゲームを通じたリスクコミュニケーションからの発見や驚きをぜひ一度体験してみてください。初めてではない方も、参加メンバーやお題が変われば、きっと新たな気づきがあります。
(WS5) 災害時の性被害防止に向けた学校教材の検討
担当:八木利津子(桃山学院大学)
概要:災害時における性被害防止の必要性について、その根拠を述べた上で、これまで実践した指導概要例や動画教材を一部紹介します。その後、参加者とともに多様な対象者に向けた指導のあり方や教材について検討を行います。
【その他】
大会会場周辺の宿泊施設について
インバウンドと関西万博開催中のため、大阪周辺の宿泊施設の予約が取りにくい状況になると予想されます。遠方からお越しの皆さんはお早めに宿泊施設を予約されることをお勧めします。なお、近隣では南海高野線「堺東」駅や「難波」駅の周辺に複数のホテルがあります。