日本災害思想史

著書 日本災害思想史
著作者 前林清和
発行 2021/3/25
価格 1,980円(税込)
出版社 神戸学院大学出版部 ISBN: 978-4771034396
内容紹介 古代から現代までの災害を通覧しつつ、その時々の救済や支援活動について論じている。 そのうえで、その中で培われてきた日本人の災害観や人生観、倫理観を探りながら、近年の災害ボランティア活動やCSRの取り組みなどの潮流を紐解き、来る災害への課題を展望している。
目次 はじめに
第1章 古代
第1節 古代という時代と災害
第2節 古代の主な災害
第3節 地震と天皇
第4節 地震と菅原道真
第2章 中世
第1節 中世という時代と災害
第2節 中世の主な災害
第3節 災害と武士
第4節 災害と無常観
第3章 近世
第1節 近世という時代と災害
第2節 近世の主な災害
第3節 江戸時代の災害観
第4節 災害と徳川幕府
第5節 武士道と社会貢献思想
第6節 災害と藩
第7節 災害と民間
第8節 濱口梧陵と『稲むらの火』
第9節 二宮尊徳の報徳思想
第4章 近代
第1節 近代という時代と災害
第2節 近代の主な災害
 第3節 災害と支援
 第4節 赤十字
 第5節 渋沢栄一
 第6節 天譴論争
 第7節 外国人から見た関東大震災と日本人
第5章 現代
第1節 現代という時代と災害
第2節 現代の主な災害
第3節 自助・共助・公助
第4節 ボランティア元年
第5節 災害とCSR
第6節 災害と「こころのケア」という思想
第7節 被災者の倫理
第8節 受援の思想
第9節 持続可能な社会と防災
日本災害史年表
参考文献一覧
おわりに